06

Project 06

YKホーム 公式HP

リブランディング反響数 +30%

リブランディングから反響数30%増、事業成長支援まで

3年以上更新が停滞していた住宅メーカーのWebサイトを、実店舗(東京東支店)の持つ「木のぬくもり」というビジュアルイメージに即して全面刷新しました。リリース後はGA4分析にづくUI改修を重ね、直帰率5%改善、キーイベント7%増加を達成しました。

Role
要件定義
デザイン
ディレクション
Period
2024年〜
Category
Webデザイン
ブランディング
UXデザイン

背景と課題

サービスのブランドコンセプトは「木の温もりを感じるお家」、実店舗は「木の質感」と「ナチュラルな緑」を活かした外観でした。一方、Webサイトは「オレンジ」を基調としたデザインのままで、ブランドイメージに乖離が発生していました。

第一目標

Webサイトのビジュアルイメージを、ブランドコンセプトを体現した実店舗のイメージ(緑・木)に即して刷新すること

第二目標

刷新後のWebサイトを基盤に、反響数(資料請求・来場予約)を最大化させること

世界観の確立

まずクライアントの最優先事項である「イメージ刷新」を完遂し、ブランドの土台を固めました。

Point 01
質感のデジタル翻訳

背景には「自然素材が持つ不均一さ」を表現するため、色のムラやにじみを含む「有機的な揺らぎ」を持つテクスチャを採用しました。デジタル特有の無機質さを排除し、実店舗の芝生や木材が持つ「手触り感」をサイト全体に宿らせました。 また、この緑の質感を主役として際立たせつつ、情報の可読性を最大化させるため、「木の質感」を追求せず、セカンダリーカラーには木の色合いを象徴する「ベージュ」を採用しました。これにより、ブランド表現とコンテンツへの集中を両立させました。

Point 02
オフラインへの展開

Webサイトのリニューアルに合わせ、顧客との重要な接点である紙袋も刷新しました。注文住宅の営業現場では、初回検討時から契約後の打ち合わせに至るまで、資料を紙袋に入れてお渡しする機会が数多く存在します。 この「持ち帰る」「自宅に置かれる」という行為は、ブランドイメージを醸成する極めて重要なタッチポイントです。そこで、ブランドイメージを表現するため、紙袋には質感豊かな緑のクラフト紙を採用しました。Webや店舗で感じた「木のぬくもり」を物理的な手触りとして同期させ、顧客の手元にブランド体験を一貫して残す設計を行いました。

データに基づくUI改修

CV獲得のために刷新したHPの検証・改修サイクルを回しました。

Point 01
TOPデザイン改修

検索キーワードの分析から「狭小地」での建築に対する高いニーズを特定しました。ターゲットニーズを満たすため、以下の改修を行いました。

FVのコピーと視覚的最適化 : ユーザーニーズに合わせ、キャッチコピーを変更しました。狭小地であっても開放的な住空間を実現できることを視覚的に証明するため、写真を全面に配置しました。
ターゲットを捉える情報順序の刷新 : ページ全体の構成を抜本的に見直しました。FV直下に「ブランドの特徴」を明記することで、ターゲット層への訴求力を強化し、その直後には、最も閲覧ニーズが高い「施工事例」を配置しました。
Point 02
コンバージョン導線の最適化

従来のデザインでは、ヘッダーに「イベント・資料請求・来場予約」の3要素が混在し、可読性を優先した結果「ボタン形状」を成しておらず、クリックを誘発するアフォーダンスが不足していました。今回の改修では、データ分析に基づき以下の最適化を行いました。

情報の引き算とUI刷新 : 閲覧数の少ない「イベント」を排除し、導線を「資料請求」と「無料相談(旧:来場予約)」に集約しました。直感的に「押せる」と認識できるボタン形状へ刷新し、クリックの誘発を狙いました。
追従型CTAの追加 : 「追従型フッターボタン」を採用し、ページ内のどの位置においても、ユーザーの意欲が高まった瞬間に即座にアクションへ移行できるようにしました。
心理的障壁を低減 : 予約への心理的ハードルを下げるため、ボタン文言を「来場予約」から「無料相談」へ変更しました。さらに「完了1分!」「キャンペーン中」といったマイクロコピーを添えることで、心理的障壁を低減しました。
Point 03
情報の鮮度可視化と「自分ごと化」の促進

施工事例はサイト内で最も閲覧ニーズが高いコンテンツであるため、ユーザーが意思決定に必要な情報を瞬時に読み解けるよう、情報設計を抜本的に見直しました。

鮮度の可視化 : 投稿から2ヶ月以内の事例に「NEWタグ」を設置しました。組織のアクティブさを視覚化し、クリック率を高める心理的トリガーを設計しました。
「自分ごと化」の導線 : 特徴の羅列を廃止し、施工地域を明示しました。ユーザーの居住検討エリアとの合致度を確認できるようにしました。
土地面積と間取りの掲載 : 検索キーワード「狭小地」で流入するユーザーの「この面積で理想の間取りが可能か?」という不安を解消する情報として、土地面積と間取りをセットで提示しました。

成果

直帰率
5% 改善
定量成果
キーイベント
7% 増加
定量成果
Webからオフラインへ
オフラインも担当
定性成果
直帰率の5%改善(35%→30%)

検索ニーズに最適化したFV改修により、サイト流入直後の離脱を抑制しました。

キーイベントの7%増加

追従型CTAの実装とボタンUIのアフォーダンス強化により、ユーザーの意欲が高まった瞬間のアクションを逃さずキャッチしました。

Webからオフラインへ

ブランドの質感を具現化した「緑とベージュ」のトーン&マナーが高い評価を受け、Webサイトに留まらずパンフレットをはじめとするオフライン制作物のリニューアルを担当することになりました。

今後の展望

引き続きWebサイトの改善

スタッフページと施工事例を紐付け、メンバーのブランディングおよび回遊率アップを目指します。

事業成長に伴う伴走

サイト改善による反響増により、現場の「リソース不足」という新たな経営課題が顕在化しました。クリエイティブの枠を超え、採用支援や採用ページの拡充を提案予定です。

Google口コミ取得

Google口コミを集めることで客観的評価による会社の信頼感向上を目指します。