Project 06
3年以上更新が停滞していた住宅メーカーのWebサイトを、実店舗(東京東支店)の持つ「木のぬくもり」というビジュアルイメージに即して全面刷新しました。リリース後はGA4分析にづくUI改修を重ね、直帰率5%改善、キーイベント7%増加を達成しました。
サービスのブランドコンセプトは「木の温もりを感じるお家」、実店舗は「木の質感」と「ナチュラルな緑」を活かした外観でした。一方、Webサイトは「オレンジ」を基調としたデザインのままで、ブランドイメージに乖離が発生していました。
Webサイトのビジュアルイメージを、ブランドコンセプトを体現した実店舗のイメージ(緑・木)に即して刷新すること
刷新後のWebサイトを基盤に、反響数(資料請求・来場予約)を最大化させること
まずクライアントの最優先事項である「イメージ刷新」を完遂し、ブランドの土台を固めました。
背景には「自然素材が持つ不均一さ」を表現するため、色のムラやにじみを含む「有機的な揺らぎ」を持つテクスチャを採用しました。デジタル特有の無機質さを排除し、実店舗の芝生や木材が持つ「手触り感」をサイト全体に宿らせました。 また、この緑の質感を主役として際立たせつつ、情報の可読性を最大化させるため、「木の質感」を追求せず、セカンダリーカラーには木の色合いを象徴する「ベージュ」を採用しました。これにより、ブランド表現とコンテンツへの集中を両立させました。
Webサイトのリニューアルに合わせ、顧客との重要な接点である紙袋も刷新しました。注文住宅の営業現場では、初回検討時から契約後の打ち合わせに至るまで、資料を紙袋に入れてお渡しする機会が数多く存在します。 この「持ち帰る」「自宅に置かれる」という行為は、ブランドイメージを醸成する極めて重要なタッチポイントです。そこで、ブランドイメージを表現するため、紙袋には質感豊かな緑のクラフト紙を採用しました。Webや店舗で感じた「木のぬくもり」を物理的な手触りとして同期させ、顧客の手元にブランド体験を一貫して残す設計を行いました。
CV獲得のために刷新したHPの検証・改修サイクルを回しました。
検索キーワードの分析から「狭小地」での建築に対する高いニーズを特定しました。ターゲットニーズを満たすため、以下の改修を行いました。
従来のデザインでは、ヘッダーに「イベント・資料請求・来場予約」の3要素が混在し、可読性を優先した結果「ボタン形状」を成しておらず、クリックを誘発するアフォーダンスが不足していました。今回の改修では、データ分析に基づき以下の最適化を行いました。
施工事例はサイト内で最も閲覧ニーズが高いコンテンツであるため、ユーザーが意思決定に必要な情報を瞬時に読み解けるよう、情報設計を抜本的に見直しました。
検索ニーズに最適化したFV改修により、サイト流入直後の離脱を抑制しました。
追従型CTAの実装とボタンUIのアフォーダンス強化により、ユーザーの意欲が高まった瞬間のアクションを逃さずキャッチしました。
ブランドの質感を具現化した「緑とベージュ」のトーン&マナーが高い評価を受け、Webサイトに留まらずパンフレットをはじめとするオフライン制作物のリニューアルを担当することになりました。
スタッフページと施工事例を紐付け、メンバーのブランディングおよび回遊率アップを目指します。
サイト改善による反響増により、現場の「リソース不足」という新たな経営課題が顕在化しました。クリエイティブの枠を超え、採用支援や採用ページの拡充を提案予定です。
Google口コミを集めることで客観的評価による会社の信頼感向上を目指します。