Project 05
営業職員が利用する業務アプリに対し、第三者視点でのデザインコンサルティングを担当しました。UI/UX観点で改善点を洗い出し、狩野モデルにて施策実施の優先度を提示することで、リリースに向けた現実的な改善提案をしました。
日本生命にて設計・開発が進んでいたアプリですが、リリース前のレビュー段階で現場から「操作動線が複雑」「実用性に欠ける」といった懸念が浮上しました。数万人規模への展開において、致命的なユーザビリティの欠陥を最大限防ぐため、UIUXデザイナーの視点からデザインを評価し、改善すべきポイントを提示するよう依頼がありました。
すでに開発に着手していたため、全ての改修は不可能でした。現在の工程への影響を最小限に抑えつつ、最大の改善効果が得られる「急所」の特定が求められました。
「使いにくい」原因を特定し、影響度が高い課題を特定しつつ、組織内で納得できる「論理的な根拠」を提示する必要がありました。
感覚的な議論を排し、専門的知見に基づく「客観的な物差し」を導入することで、プロジェクトの意思決定を支援しました。
最新のUI/UX原則に基づき、既存デザインを網羅的に検証しました。認知負荷、情報の階層構造、エラー防止などの観点から、現場で使いにくいと評価されるポイントを具体的に特定しました。
品質を可視化するフレームワーク「狩野モデル」を採用し、抽出した課題を分類することで、限られたリソースでの効果を最大化しました。

膨大な改善要望に対し、狩野モデルを用いた明確な優先順位を定義。ステークホルダーが「今、何を直すべきか」を判断するための客観的な根拠を提示しました。
機能要件を満たすことに終始しがちな設計に対し、「現場の職員がどのような状況で操作するか」というユーザー中心の視点に基づいた具体的な改善案を納品しました。