09

Project 09

Restink

プロダクトデザインUX設計

意思決定コストをゼロにする、一期一会の「1店舗限定」レコメンドサービス

「こんなサービスがあったらおもしろい!」を実現するために知人と作ったサービスです。情報過多な現代において、「選ぶこと」に疲弊しているユーザーに向けた、意思決定コストを最小化にしたレコメンドサービスです。条件を入力すると、Google Map上の膨大なデータから評価4.0以上の店舗のみを「1店舗だけ」提案します。

Role
要件定義
UI/UXデザイン
Period
2024年
Category
プロダクトデザイン

背景と課題

既存のレストラン検索サービスは、選択肢を提示しすぎることで、ユーザーが「選ぶこと自体に疲弊する」という課題がありました。本プロジェクトでは、あえて「比較・検討」のステップを完全に排除し、「一期一会」の出会いを楽しむUXを追求しました。

体験設計

Point 01
意思決定を最小化する「3項目の制約」

エリア・ジャンル・価格帯という「譲れない制約」のみを抽出し、それ以外の情報は、入力段階ではノイズとしてあえて排除しました。

Point 02
「一期一会」を演出する断絶のUX

提案された1店舗に対し、再検索機能をあえて実装していません。「この1軒に向き合う」という不自由さを提供することで、偶然の出会いを楽しむ演出としました。

Point 03
信頼を担保するサイレント・ガードレール

「ガチャ」という不確実な体験を娯楽として成立させるため、おすすめされるお店は評価4.0以上のお店のみとしました。ユーザーが「ハズレ」を引くリスクを軽減し、サービスへの信頼を担保しました。

デザインコンセプト

サービスコンセプトである「一期一会」をビジュアルへと変換しました。街を歩きながら偶然素敵なお店を見つけた時の様子をデザインの軸に据えました。

Point 01
町並みのシルエット

画面上下に配した雲と街並みのシルエットは、ユーザーが今まさに「街の中にいる」という没入感を演出しました。

Point 02
何に出会えるかわからない期待感

一目で「食」のサービスであることを伝えるため、シズル感のある料理写真を中央に大胆に配置し、多ジャンルの写真をカルーセルで流すことで、「何に出会えるかわからない期待感」を表現しました。

Point 03
ポジティブなカラーパレット

背景には食欲やポジティブな感情を喚起する「黄色」を採用。視認性の高い「オレンジ」をメインアクションに配置することで、視覚的なプライオリティを整理しました。

Point 04
ユーザビリティを考慮したUI設計

スマートフォンでの片手操作を前提とし、主要なアクションを親指の可動域である画面下部に集中配置しました。

あとがき

日々の業務ではデータに基づきコンバージョン率を最大化する「守りのデザイン」に従事していますが、本プロジェクトでは「遊び心」を軸に、ユーザーの感情を動かす「攻めのデザイン」に挑戦しました。仕事で培ったスキルを基に、「あったらいいな」を軸にサービスを作ることで、既存の定石に縛られないUXの突破力を培えると考えています。この柔軟な発想力を業務における新規機能の提案やUXの抜本的な改善に還元していきたいと考えています。